なぎさ会さんとの交流会 北村先生による講演会
本日はなぎさ会さんとの交流会が行われました。
なぎさ会さんはご存知の通り磯子区で活動をする精神障害者家族会で、
毎年、法人のゆっくりいそごとの交流会の場を持っています。
今回の交流会の催しは、スペース杉田が開所した年から長年嘱託医を担当してくださってきた北村先生のよる講演会を実施しました。
これまで北村先生は40年の間、精神医療の現場に片時も離れることなく立ち続けてきましたが、
今年を持ってご自身のクリニックを閉院されることになりました。
これまで北村先生が見てきた精神医療の現場を、北村先生が医師になった時から現在までの流れについてお話をいただいた後、なぎさ会さんやスタッフからあがった質問にご回答をいただきました。
この先将来、精神医療はどうなるのか?という質問をさせていただきました。
北村先生が医師になりたての時代は精神疾患に対する薬は5~6種類だったそうです。
それから40年ほどで新薬が山のように開発されて、精神障害を持つ人達の生活の質は向上してきていると思います。
先生からは「将来的には医療への依存が減っていくと思う」、「統合失調症の治療は糖尿病の治療をするのと似ている」とのことでした。
精神薬が体調や症状を安定させることができる。
が、生活の中で生じる問題や課題は、これからも永遠のテーマであり続けるということ、なのだと思いました。
とてもいい交流会の場となりました!
そして北村先生、これまで長い間スペース杉田、ワークポート根岸橋を見守り続けて下さりありがとうございました。
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