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実習生さんの原稿

先日、実習でいらっしゃった看護専門学校の学生さんが、『杉田文学』に寄稿してくれたので、掲載します

 

                         I・Yさん(男性)

    この4日間で、作業所の役割、利用者の気持ちや関わりを学ばせていただきました。作業所は決まりが多く、一つの作業を続ける、仕事場のようなイメージがありました。  しかし、初日に利用者の人が、みんなであいさつし合い、笑顔でやりたいことを自由に行っている姿が見られ、明るい空間だと感じました。   サークルも多くあり、私はウォーキングを主に参加しましたが、自分のペースで歩きながらも、後ろの人を心配し、助け合っている姿が見られたことから、社会的な回復、集団行動も少しずつ回復していることを学ぶことができました。  精神疾患を抱えている人に対し、私は先入観がありましたが、この施設に来たことで、明るい人が多く、私自身も実習でありながら、楽しく4日間を過ごすことができました。この学び、コミュ二ケーションを生かし、今後の実習で様々な人と関わっていきたいと思います。沢山の人に話し掛けてもらい、笑顔で日々過ごせました。ありがとうございました。  

 

            OYさん(女性)

 お久しぶりです。実習生のOです。作業所については授業で少し学習をしていました。『精神疾患を抱える方が社会復帰に向けて活動する所』という認識で、黙々と作業を行う。というような感じでした。   しかし、スペース杉田の実習によって、一日目からそのイメージは打ち消されました。正直、最初はこんなに自由でいいの…?と思いましたが、むしろこんなに自由だからこそいいのだと思いました。決められたことを毎日言われたようにやり続けることより、自由であるからこそ自分で考え、行動していくことのほうが生きていく中で自分は重要であると思うからです。   しかし、作業をしてお金が発生する作業所も今後働いていく人にとっては重要であるし、どっちが良い悪いということではないのですが、自分に合った作業所を選択することが大切であり、だからこそ、その選択肢がもっと増えたらいいのになぁ。と思いました。   看護師になった時、働くことに疲れてしまった人、人間関係で疲れて楽しみがなく悩んでいる精神障害者の方に出会ったら、「杉田にとても素敵な作業所がありますよ!」と紹介します。優しく、面白い方々と4日間過ごせてとても楽しかったです。   辛い日もたくさんあるけれど、みなさんが楽しくイキイキと過ごせることを願っています。いつかまたウクレレ一緒にやりましょう!!ありがとうございました。  

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