富士山登山記③(9/10)
登山開始から13時間後の午前7時過ぎ、私たちは無事に富士山の頂上に立つことができました!今回はよさこいサークル出場の時に作った旗を持ってきました。
初めてのお二人(両脇)も頑張りました!
そして、頂上はガスに覆われ、時折ひょうが降り始めました・・・
特別に開いていたとしか思えない山小屋「扇屋」さんに避難しました。UCC紙コップコーヒー400円のあったかいこと
よく食べるなぁさわちゃん
今回はお鉢周りや剣ヶ峰征服の話もあったのですが、小雨と寒さと風の強さに早々に下山を決めました。
富士山経験者にはお馴染みの赤茶けた下山道です。
つららを見ました・・・とにかく寒く、時折小雨が吹きつけるので、駆け下りていきたいところなのですが・・・
Hさんの下るスピードが遅くなってきました・・・左膝の痛みが急に出てきたそうなのです。
急遽、Hさんを抱えて降りる・・・
両肩を抱いて降りる・・・などの方法を試しましたが、下山道の傾斜角度が結構あり、滑って怪我をする可能性が ありました・・・
結局、Hさんのをリュックを持ってあげることと、Hさんのスピードに合わせて下山することに以外は何もできないのでした・・・富士山という世界的な観光地でも、山は山です。足の痛みがひどくても、救助隊でも呼ばない限りは自分の力で下山するしかない、ということを思い知りました。また、登山を一人ですることのリスクの高さも感じてしまいました。
その後、Hさんは後ろ向きに降りると痛みがそれ程でもないことを発見し、下山道の半分以上を後ろ向きで降りました。
それにしても、何も言わずにHさんのリュックを最後まで持ったMさん(右)、後ろ向きに降りるHさんの足元の石ころを危ないからと、そそくさとずっと蹴飛ばし続けたNさん(左)の姿に、サークルメンバーは感動しました。なんという美しい姿・・・
6合目まで来ると、雨もなく、青空が見えてきました!
・・・そして、下山を始めてから5時間後の午後1時過ぎ、5合目に戻ってきたのでした。
五合目のお土産屋さんで、下山時恒例のソフトクリームを食べました。Hさんの足は「もう大丈夫だと思う」とのことでした(後日の診断の結果でも大丈夫でした)。
こうして、私たちの富士登山は終わりました。思えば4月頃からすでに今日の日を想像しつつトレーニングを続けてきました。下山時のHさんの足の痛みや小雨は想定外でしたが、美しい星空や夜明けを見ることができ、全員頂上に立つことができました。
皆様、ありがとうございました
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