東海道弥次喜多サークル最終回 其の四 水口〜草津編(11月2日)
本日も7時に朝食をとり、8時30分にホテルを出発です。昨日と同様に、Mさんは一人10時までチェックアウトを待ち、草津のホテルに電車で向かいます。
太陽が出ていないので、イヤな予感がしました。スタートしてすぐに小雨がパラパラと降ってきました。今週は晴れのハズだったのに!昨晩に雨具を衣類と一緒に宅急便で送ってしまったメンバーは、コンビニで新たにカッパを買いました。
「本降りにならないで~」と祈りながら街道を歩きました。
野洲川に沿って一本道を進みます。左手には、大きな工場が立ち並んでいます。
どうやら雨が止んだよう、とカッパを脱ぎますが、また30分後には着たり、とそんなことの繰り返しでした。
今回、大活躍のiPhoneでしたが、GPSを使うとみるみるうちにバッテリー残量が減っていくので、ルートを確認する度に設定を変えるのがヒジョーに面倒でした
JR三雲駅を過ぎた辺りでは雨足が強くなり、前回の大雨を思い出して気が重くなりました。
やたら見かけたチェリオの自販機。あんまり関東では見かけないかもしれません。
公民館のような建物の軒下を借りて休憩です。
北島酒造です。1ダース買っていけば?とからかわれる生粋の飲兵衛Oさんです。天気がこうだと、そんな冗談でも言ってないと暗くなってしまいます。ところが!
ところが、石部駅近くのセブンイレブンに入り、軽食を買って休憩していたら、ご覧の通りの青空が見えてきました!
イソイソと歩く弥次喜多サークルメンバー・・・
しかし、疲労は着実に溜まってきている訳で、休憩の数も増えてきました。
この辺は、石部の宿場町でしたが、古い町並みが軒を連ねていました。家々の壁が黒く、なんでも杉の木を焼いて使っているそうで、50年は手入れ(リフォームですね)がいらないんだよ、と地元のおじさんが自慢げに教えてくれました。
旧和中本舗。徳川家康が腹痛を起こした時に、ここの薬を飲んだところ、たちどころに治ったということで、家康から腹の中を和らげるという意味で和中散と名づけたそうです。今で言う<下痢ストッパ>のような薬でしょうか?
旧東海道を歩いていると、当然古い街道なので、コンビニやファミレスなどはあまりありません。特に三重県やここ滋賀県にはありませんでした。そういう場合は並行している国道1号に出て探さなければなりません。やっと手原駅近くでマックを見つけたのは午後2時を過ぎていました・・・
地山古墳近辺を歩く。写真では車が写っていませんが、この後、凄まじい車の行き来が細い路地で続き、ボランティアのUさんは「ギャー!怖いったらありゃしない!」と叫んでいました。
だんだん疲れてきたので、どうでもいいような物を写すようになりました。この「マルフク」という会社の看板、東海道のあちらこちらに一体何枚貼ってるんだ!というくらい見かけました。また、廃屋みたいな所にばかり貼ってあるのが切ないというか何というか・・・
これは「飛び出し注意!坊や」のおじいちゃんバージョン。かなり珍しかったです。
疲れも通り過ぎると、無口に淡々と歩くようになります。目指すは今日のホテルがある草津です。どんな街なのかもさっぱりわかりませんが、とにかく目指します。
健脚で、超合金の足を持つと呼ばれているYさんも、今回はさすがに疲れたようです。
それでも足をとにかく前に出せば、目的地には必ず着きます。草津の町は横浜で言えば「上大岡駅周辺」以上「横浜駅周辺未満」の大きな街でした。
今日も先乗りしたMさんが迎えてくれました。
夜は、幹線道路沿いにあるスシローに行った人、コンビニのおでんを買ってビールを飲んだ人、部屋でテレビを見ていた人、それぞれ勝手に過ごしたサークルメンバーでした。
いよいよ明日は京都三条大橋です!
<本日の推定歩行距離28km>
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