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杉田文学第11号

「杉田文学」第11号が現在印刷中です。皆さんに配布されるのは、来週になります。

「杉田スポーツ」がスペース杉田の東スポだとすれば、「杉田文学」はさしずめ三田文学、早稲田文学といった堅苦しい文学誌といったところでしょうか・・・もちろんそんなことはなくメンバーや関係者が自由に気楽に書いている会報誌です

今日はその中から、旅行記2編と詩を1編ご紹介します。

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『北海道旅行』 JUN 


 ゴォーという爆音と共に、その瞬間がやってきた。速度が増し、フワッと離陸する。この瞬間が好きだ。でも今回は中型機なので、滑走距離が長く感じた。残念ながら窓際の席ではなかったので、外の景色はほとんど見られなかったが、帰りの飛行機からは、富士山が見られたのが、嬉しかった。旭川空港に着くと、いきなりアクシデント。バスの席が人数分ない。臨時のバスを出してもらって、ホテルに向かう。こんなハプニングも、後になってみると楽しいものである。
 冬の北海道は極寒の地というイメージがあったが、たまたま北海道にしては暖かく、スキー場にいるくらいの寒さだった。むしろ、宴会した居酒屋やホテルがやたら暑く、Yちゃんと、まず水風呂に入った・・・が、氷を溶かしたような冷たさで、身体がジンジンと痺れた。ちなみに一回500円たった。これは暖房費なのか・・・?
 同室のヘビースモーカーのYさんは、しきりに灰皿が小さいとこぼしていて、大きな灰皿をもらってご満悦のようであった。1日目は寝ないと豪語していたが、結局Yちゃんと同じベッドの上で、寝ていた。
 動物園ではペンギンの行進、北極熊、猛獣館をみて回ったが、北海道のスキー場の雪の感触が懐かしくもあり、嬉しかった。ソフトクリームも濃厚で美味しかった。

 できれば、もう一泊して旭川市内観光をしたかった。楽しい旅行だったが、ただ、体調が元に戻るのに、1週間位かかるのが、たまにきずである。

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『北海道旅行』 S・I

私は、スペース杉田で、生まれて初めて北海道旅行に行った。1月23日~25日までだった。男女合わせて29人だったが、とても楽しい旅行だった。23日の日は、旭川空港で緊張して具合が悪かったが、24日の日は旭山動物園で、熊、あざらし、ペンギン、レッサーパンダなどを見て、とても楽しかった。

 一番印象に残ったのは、ペンギンのよちよち歩き。他の見学者が、写真を撮りまくっていた。とても可愛かった。熊も可愛かった。

 夜になり、グループごとに分かれて、いろいろな物を食べに行った。私達の方は、●●さん、●●さん、5人と共にラム肉を食べに行った。あまり食べ過ぎて、体重が2キログラム増えた。楽しい北海道旅行であったが、また行ってみたいと思う。

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『峠』 らぴゅた

峠へと続く坂道を上り始める

九十九折の道

思ったよりも暑い

汗がダラダラ垂れてくる

Tシャツの着替えが欲しかった

ネクタイ社会からこぼれ落ちた

エスカレーターはもう無い

暑さをいやすエアコンなど無い

山吹が所どころ黄色に咲いている

蝉の鳴き声が耳にうるさく響く

木陰の石に腰をおろす

渇いたのどに水を流し込む

また歩き始める

三里ほど歩いたか

九十九折の道はきつかった

ようやく峠にたどり着いた

タオルで汗を拭きとる

濡れたTシャツを着替える

風が身体を冷やしてくれる

山なみは薄く青空に同化していく

47才になったか

自分の人生を振り返ってみる

さて、歩き始めるか

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(精力的な編集長Oさん。今回は、先月の宿泊研修特集だそう)

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