『幻聴』について
毎週、あえて軽いテーマで語り合うサブミーティングですが、今日は『幻聴』で最近苦しむHさんの苦労がテーマになりました。
Hさん「幻聴と実際に言われることの線引きが難しいです・・・グループホームのあるメンバーとのトラブルからグループホーム全体に広がり、他のメンバーや職員みんなから悪口を言われるようになっちゃって・・・」 『悪口』の具体的な内容は?「言いたくないですけど・・・私の容姿についてです」
●幻聴について
「線引きが難しいのは、具合が良くなれば分かるようになると思います。入院はしない方がいいと思う。退院してもグループホームに入りづらくなってしまう(Hさんはグループホームで暮らしている)。僕は幻聴は発病初期にはあったけど、それから全くないです。僕の場合は、音楽が頭の中でずっと鳴ってました」「人混みで何か自分のことを言われ笑われているように聞こえる時があります」「それは幻聴じゃなくて被害妄想だろ?」「・・・」「今は幻聴はなく、耳鳴りがする。ここ(スペース杉田)ではしない。耳鳴りで目が覚める時もある」「私の場合は、明らかな幻聴はありませんが、人の声が聞こえると自分のことじゃないかな、と思う。これは被害妄想かもしれませんが・・・なにか変な声が聞こえると、私だけに聞こえるのかな、と不安になることがあります」
●Hさんへ
「自分もそういう時があった。何とか乗り切らなくちゃ、と思う。我慢した方がいいと思う」「薬を調整してもらう」「(耳鳴りがする)自分と似ていると思う」「私もグループホームに住んでいるので、初めの頃は部屋で‘見られている‘ように感じたことがありました。だから、Hさんがひどく苦しんでいるのが伝わってきました。グループホームで上手くやるのは難しいです。こじれてしまうと精神的にも辛いだろうと思います。職員さんに、分かってもらう、どういうところが苦しいのかを知ってもらうといいと思うのですが」「気分転換はできないですかね」「自分の好きなことに集中する時間作ったら」Hさん「そういう余裕がないんですよ」・・・
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