『わが家の母はビョーキです』(サンマーク出版)
『わが家の母はビョーキです』という統合失調症にかかったお母さんを持つ、女性マンガ家の実話を描いたコミックエッセイが発売されています。「統合失調症」とはどのような病気なのか、どうやって回復するのか、当事者はどんな思いを抱いているのか、そして、当事者と関わる家族の苦労、当事者とどう関わっていけばいいのか、それら全てを女性マンガ家(娘)の視点から描いたものです。スペース杉田の6名の方の感想です。
「自分と重なる部分(症状)が多かった。やはり、周りの理解が大切だと思う。いわゆる3分間診療で、主治医はあまり話を聞いてくれない・・・本はとても分かりやすかった。ここまでオープンにできるのはスゴイと思った」(40代男性メンバー)
「読み易いし、いいと思います。精神の病気は早期発見が大事。私は症状が悪化するんじゃないかという不安感はいつも持ってます」(20代女性メンバー)
「自分と同じ体験が描かれていて興味深かった。制度についても勉強になった。最後はハッピーエンドで良かった」(30代男性メンバー)
「せっかくいい話なのに絵が貧弱。ご主人と知り合ってからはよく描かれていた。ハッピーエンドなんだから、旦那さんはイケメンにして欲しかった」(50代女性メンバー)
「統合失調症のことが分かりやすく書かれていた。『自分はこういう症状をがあるけど、どうしてなのかな・・・?』と、一人で悩んでいる人が、この本を手に取ったら、きっと役に立つし、早期に治療できると思う。早期に治療する事が、どれくらい大切なことかは、私自身もよく分かっているので、共感できた本だった」(20代女性メンバー)
「統合失調症を知るには、マンガだけに分かりやすくできている。欲を言えば、もうちょっと精神科病院の実際と内情を具体的に知らせて欲しい気がした」(60代男性家族)
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