ドキュメンタリー映画『精神』について
(映画のチラシ)
『精神』という映画が、明日から渋谷で上映されます。岡山の外来の精神科診療所にカメラを持ち込んだ135分のドキュメンタリー映画だそうです。明日から上映なのでもちろん誰も観ていないので、送られてきたチラシからどんな映画かを想像しながら、このような精神病患者を取り上げたドキュメンタリー映画の存在について話しました。
●サブ・ミーティング テーマ:ドキュメンタリ-映画『精神』について
○参加者:女性(20代2名 30代1名 50代1名) 男性(20代1名 40代1名 50代1名 60代1名)
「だいぶ前に、精神病院を3人の患者が抜け出した映画があったけど、面白かったなぁ・・・」「観てみたい。普通の人と精神障害者とどこが違うのか、違いが分かる気がする」「病気や障害をタブーにしてはいけない。このような映画で、垣根が取れるかもしれない」「色々な人に観て理解して欲しい。自分としては時間がなく(入院中)観に行けないし、分かってるから観たくない」・・・分かってるとは?「精神病院のことです」具体的には?「看護師や医師は、患者の家族が来ている時はいい顔をするが、帰るとガラッと態度を変える」・・・この映画のように、撮影の対象になることは?「自分は断ります」「観てみたい。正しく精神科の事が分かってもらえてるか観てみたい。世間の人は、イメージが悪く自分たちを見ている・・・(チラシの)タブーという言葉に引っかかります。精神病は、癌とか体の病気と同じだと思う。私は撮影されてもいいです」「出たらギャラもらえるのかな(笑)」「スペース杉田以外の空間がどのようなものなのかを見てみたい」「チラシの、精神病者と健常者の違いが分からない、というコメントは時々感じているので、時間があれば観てみたい」「コメントしている人は有名人ばかりで、病気の人がいない」「病気を隠してるのかもしれない」「・・・ん〜観たら、ドキっとするかも」「この映画で偏見が増えるのか、減るのか・・・」「偏見や嫌がらせを受けた人がいる。偏見は嫌です。映画を観るまでもない」「モザイクはない方がいい」・・・
『精神』はどんな映画なのでしょうか。観てみないと分かりません。明日から渋谷のイメージフォーラムで、こころの薬ロードショー!だそうです。
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