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2009年2月

ゆっくりいそご講演会

ゆっくりいそご講演会
今日は朝から雪まじりの雨が降る寒い日でしたが、大勢のみなさんに杉田劇場ホールに来ていただきました。

今年は小児科医で俳人としても著名な聖路加国際病院の細谷亮太先生をお呼びしました。

さまざまな病を背負った子供らの姿に、「生とは与えられたもの」「人には生まれながらに人を思いやる心を持っている」という先生のメッセージに、心が暖かくなりました。

●ゆっくりいそご講演会
平成19年
川村敏明氏(北海道べてるの家 精神科医)
平成20年
葉祥明氏(絵本作家)

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決断の時

障害者のグループホームのような共同住居で暮らしている50代男性Hさんの長きにわたっての悩みは、同居人の男性から毎日のように生活上のアドバイスを事細かに受け、それに従って自分のペースを崩してしまう為に、大きなストレスになっていることでした。あくまでもその男性が「好意」からHさんにアドバイスをしていることが、人の良い争い事を好まないHさんの心理的なプレッシャーを強くしていました。

Hさんの訴えが繰り返されるので、サブミーティングでみんなで解決策を話し合いました。「共同住居の職員に言う」「共同住居のミーティングで言う」「本人に言う」「手紙を書く」「その人に従う」「アドバイスを無視する」「聞き流して自分のペースを守る」等々・・・メンバーからいくつもの対処法が提案されました。一番多かったのは「本人に、自分のペースで生活することを言う」でした・・・Hさんはいつも神妙に聞いていました。Hさんの悩みについてのサブ・ミーティングは半年以上ランダムに開かれました。Hさんの訴えが繰り返されたからです。しかし残念ながら、Hさんはみんなのアドバイスを何一つ行動に移しませんでした・・・徐々にみんなも白けてしまい、Hさんの悩みはいつの間にか議題には上がらなくなりました。

それから2年以上たった最近、Hさんから伺いました。「僕この間はっきり言いましたよ。『あなたはあなたのペースで、自分は自分のペースで生活します』って。他にも色々言いたいことを言いました」・・・Hさん、なぜ今になって言うようになったんですか?

「それは、僕が言うって決断したからです」

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雨の日のギターサークル


今週は雨続きです。しかも寒い・・・こういう日にギターの入ったケースを持ちつつ傘をさして家の外に出るのはなかなかシンドイことです。しかし、今日も4人のギターサークルメンバーが練習に参加しました。

左指のストレッチを兼ねた基本的なフィンガリングを始めにやり、その後は各自の持ち曲の練習へ。

このサークル活動時間中に演奏することも、人前で演奏することには変わらないので、かなり緊張するそうです。

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とん服を飲んでスピーチ

山下公園が見下ろせる産貿センター4Fで開催された「中区精神保健フォーラム」へメンバー4名と職員1名で行って来ました。

発表のテーマは「私と、スペース杉田」について。約20名の精神保健に関心のある方々(女性が多かったです)を前に、スペース杉田の活動を紹介したDVDの上映を挟みつつ、スピーチしました。

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「17で発病してから僕の青春はなくなりました。でも、今が青春みたいなものです」 

 

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「スペース杉田に通うようになって、頭の毛がはえてきました」

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(発表の前に)「僕はマイク持つと元気になるの、ハハハ」

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「新しい恋愛が私のポエムを深いものにしてくれた」

50分弱の持ち時間でしたが、受講された方々はどのような感想をお持ちになったのでしょうか。お二人の方が、始まる直前にとん服を飲んでのスピーチでした。終わってからは、YWCAの中の「花*花カフェ」でお茶して一息つきました

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『スギタの帝王2』上映会(再)

『スギタの帝王2』の上映会が決まりました。
●日時 3月27日(金)午後6時開場〜 キャスト・スタッフ挨拶 上映時間90分予定
●場所 黄金町 シネマ ジャック&ベティ
●入場 無料
●座席数 111席
●お問い合わせ先・お席の予約 スペース杉田(045-772-5641)

『スギタの帝王2』上映会
(横浜で唯一の名画座)

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東海道弥次喜多サークル その参

東海道弥次喜多サークルの3回目。本日は川崎〜東神奈川(横浜)編です。

京急川崎駅12時スタート。恒例の記念写真。今回の参加者は8名。スペース杉田の弥次さんは不参加でした。

メンバーの中に雨女さんがいらっしゃるので今回も雨。しかも、寒い。晴れて18℃まで気温が上がると言った天気予報は大はずれでした。

八丁畷を過ぎると、ちょっと寂しい街道。前回の品川〜川崎区間は、商店街が旧東海道ということで地域振興で力を入れているようでしたが、この地域はその気もあまりないようで、史跡がなかったら旧街道であることに気づかなかったかもしれません。

鶴見川橋。川面を走る風は冷たい・・・

生麦事件跡で立ち尽くす(?)弥次喜多サークルメンバー

子安手前の街道。そろそろおなかが空いてきました。

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お目当ての超有名ラーメン屋さんが休憩時間で、仕方なく近くの中華料理屋へ。でも結構おいしかったです。

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みなとみらいの高層マンションが見えてきました。小雨と寒さでちょっとシンドイ道中でした。


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ちょっと寒いけどウォーキング

今月2回目(前回は2月3日)のKさんのためのウォーキングでした。今日は前回一緒に歩いたIさんはお休みだったので、Kさん一人でした。

小学生の頃に学校でイジメにあい、10代の頃は5年間の引きこもりを経験したKさんは、人と付き合いを持つのがちょっと苦手です。グループや大勢の人たちが集まっている中に入っていくのが特にしり込みしてしまいます。でも一人でいるのも淋しいなぁとも思っています。スペース杉田を利用するようになってそろそろ5年のKさんは、ご自分で運動不足でまずいなぁと自覚しています。来週からは、お休みしていたプールでのウォーキングも再開してみようかなと思っているそうです。

引きこもりの5年間は、毎晩のように両親と一緒に古本屋さんめぐりをして本を買い(主にコミック)読書に没頭していたそうで、その頃買った古本は実家の6畳間にまだいっぱい残っているそうです。その中には、今では手に入らないようなコミックもあるんですよ、とちょっと自慢気に語るKさんでした。

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こちらもリハーサル

こちらもリハーサル

テーブルの上にビデオカメラが置いてありますが、いつもの映画の撮影ではありません。

来週とある場所で行われる精神保健福祉フォーラム『地域でともに生きるために』に、スペース杉田のメンバー4名が当事者の講師(発表者)として参加します。スペース杉田全体で45分程度で、という依頼を受けました。

構成としては、一人持ち時間5分でご自分の現在の苦労している部分と「スペース杉田」について。それから、日々の活動をまとめたDVDを上映し、フリーで発言、という構成です。

今日で2回目のリハーサル。ビデオカメラの映像で見直すと、その場にいるとかえって気づかない発言内容の間違い、繰り返し、偏りに気づいたりします。5分以内に話をスッキリまとめる為に4人のメンバーは原稿を書いたり家の風呂場で練習したそうです。ただ、現在お2人のメンバーがあまり調子が良くないのです・・・

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スターのアフレコ

最近のビデオカメラは音声録音の方もかなり性能が良いのですが、映画作りとなると台詞だけのやり直しや追加をしなくてはいけないことがあります。特に屋外で撮影したシーンは風音や街のノイズが入ってしまって苦労させられます。

竹内小力さん(芸名)は主役なので当然台詞が多いです。撮影もやっと終盤にさしかかり、アフレコをやり始めました。

動画編集のソフトのおかげで、ビデオカメラで撮ったものから音声部分だけを取り出して、別の動画に差し込むこともできます。ですので、今回必要なのは台詞だけなので格好はどうでもいいのですが、小力さんは一言、「俺、いつものスーツ着るよ」。いつもの衣装を着ないと気持ちが入らないのでしょうか?
さすが、スターです。ほとんど2、3回でバッチリOK。


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自分でお弁当作りました②

Nさんが、倹約のためにまた自分でお弁当を作ってきたので、また写真を撮らせてもらいました。

前回と同じく、ご飯の上にはふり掛け、その上にはシュウマイと蒲鉾(先日の宿泊研修のみんなからのお土産)が乗っています。

Nさん、また野菜ないよ・・・「今度プチトマトでも入れてこようかな、ハハ」

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禁煙10日目

Mさんの禁煙生活が続いています。今まで一日1箱半吸ってました。禁煙を始めた理由は①お金の倹約②健康 だそうです。今が一番ツライ・・・そうです。

確かに禁煙すれば、③衣服、部屋にヤニが付かなくなる④周りに迷惑をかけなくなる、等ありますね。

さて、Mさんの禁煙生活、続くかな・・・

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いよいよ間近 細谷亮太氏講演会

 輝けいのち 〜子供たちに教えられたこと〜    

講師 細谷亮太氏
     (聖路加国際病院副院長・小児総合医療センター長)
●日時 2009年2月27日(金)
                 18:30〜20:30(18:00開場)
●会場 杉田劇場ホ−ル(磯子区民文化センタ−)
          横浜市磯子区杉田1-1-1ラビスタ5F 
     交通:JR京浜東北線新杉田駅・京浜急行線杉田駅下車
●チケット 前売り券800円 当日券1,000円  定員300名
●申し込み・お問い合わせ
          NPO法人ゆっくりいそご(スペース杉田)
       TEL&FAX 045-772-5641
  ※FAXの場合は「お名前」「チケット枚数」「連絡先」をお願いします。
  ※お申し込み頂ければ、当日清算(800円)いたします。
     ※定員になり次第はチケット販売は終了します。 
●講師プロフィ−ル 山形県生まれ。東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院小児科勤 務。1977年から3年にわたりテキサス大学総合がん研究所・M.D.アンダ−ソン病院小児科で勤務後、聖路加国際病院に復職。(著書)「川の見える病院から〜医者ができること、できなかったこと〜」「小児科病棟の四季」「医者が泣くということ」「生きるために、一句」 「命のノート 僕たち、わたしたちの「命」についての12のお話」「ぼくのいのち」他 
●後援 横浜市健康福祉局、磯子区役所、横浜市社会福祉協議会、磯子区社会福祉協議会、神奈川県精神保健ボランティア連絡協議会、なぎさ会
●協力 杉田劇場、杉田南部自治会、さざなみ会、磯子精ボ会、磯子区精神障害者生活支援センター、らびすた新杉田テナント会、磯子スポ−ツセンタ−、学び合いと仲間作り協議会、NPO法人夢コミネット、イマージュISOGO、磯子マガジン  

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とにかく歩きましょうか

毎週月曜日の午前は『ミーティング』、午後は『スポーツ』と決まっています。今日は体育館やテニスコートが取れなかったので、ウォーキングです。

とにかく歩こう!

スペース杉田ではウォーキングが盛んです。しかし実は・・・いままで積極的に参加していたメンバー(特に40代男性)が参加しなくなってきています。理由は、「腰が痛い」「やる気がなくなった」「用がある」「飽きた」とか・・・そして皆さんお腹が出てきています・・・

今日の参加者はメンバー2名。あまり天気も良くなかったですが、とにかく歩き始めました。とにかく、歩き出せばいいことがあるかもしれないですよね・・・そしたら、ありました!

目的地の富岡八幡宮に着いて、4人でおみくじを引いたら、全員「吉」でした!

「大吉」を生まれて初めて引いて喜ぶ二人。ホントになんかいいことないかな〜

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H20年度 宿泊研修 後編

事件は昨晩遅くに起こりました。
竹内小力さんの部屋は、ベッドが置かれた床とフローリングのスペース部分に段差あったのですが、小力さんはその段差部分に足先をぶつけてしまい、足の爪を割ってしまったのです。


出血もあったのですぐに応急処置。


朝出発のロビーで。痛そう・・・何故かセッタを持ってきている小力さん。


南房パラダイスの見学は、車椅子を借りて。イチゴ狩りはあんまり乗り気でなかった小力さん。


昼食はお寿司の食べ放題。小力さんはここでも小食。すぐに退席。足の指の痛みもかなりひいてきたそうです。


水平線を見つめている小力さん。今回の旅行の感想は、「散々な旅行だったよ」だそう。


帰路の東京アクアライン。

今回の宿泊研修には、小力さん以外9人のメンバーが参加しましが、夜は皆さん部屋で深夜まで話をしてたそうです。いつもは話せないことが、旅先では話せちゃうということありますよね。


さて、来年度の宿泊研修の行き先は、四国がもう候補に挙がってきています。メンバーが宿泊研修実行委員をやるそうです。最近小旅行が続いているので、3泊4日ぐらいの日程の旅行になるかもしれません

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竹内小力(芸名)さんも参加 H20年度宿泊研修 前編

平成20年度の宿泊研修を実施しました。
スペース杉田の映画スター(!)竹内小力さんも参加されました。
行き先は、千葉県鴨川。1泊2日の小旅行です。12名のメンバーと、職員理事8名で出発。福祉バスを使いました。

スターは初めての鴨川シーワールド。



ペンギンをじっと見ているスター。



「塩ソフト」なるものを食べている好奇心旺盛なスター。



基本的に動物が大好きなスター。


午後2時すぎ。ちょっとお疲れのスター。ボソッと「早く宿に行きたいんだけど」

夕食は豪華な懐石料理。でもスターは驚くほど小食で、半分以上手をつけず退席。浴衣にサングラス・・・

部屋でソフトドリンクを飲みながらトランプに興ずるスター。この後、事件が・・・

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自分で弁当作りました

スペース杉田のメンバーでお金に余裕がある、という人は少ないです。今の時代別にスペース杉田のメンバーにそれは限ったことではないかもしれませんが・・・生活保護を受給されている方もいらっしゃいます。例外的に、何千万も貯蓄されていく方もいらっしゃいますが・・・それでも、日々の出て行くお金をどう節約するかみんな頭を悩ませています。業務スーパーやお酒のドンキー、99円ショップ、ユニクロ、ジーンズメイト、ドトールは心強い味方です。

Tさんは50代男性。日々の昼食をコンビニの弁当やおにぎりで済ませていたTさんも、最近は年一回の宿泊研修の参加費(5000円)が払えないような困窮状態に陥りました。しかし、おにぎり2個でも自分で作ればコンビニで買うより安いのだということを自覚したTさん、「今日は弁当を自分で作りましたよ!」とお弁当箱の中を見せてくれました。

ご飯の上にウインナーソーセージとチーカマと卵ふりかけがのったシンプルといえばシンプルなお弁当・・・でもTさん、野菜がないですよ 「分かってますよ」だそう。

(新聞紙でくるむというのが昭和です)

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その気になったらウォーキング

本日のボランティアさんによる300円也の昼食サービスは、かなり山盛りの冷しゃぶでした。ん〜豪華

午後は、女性二人がウォーキング。

ウォーキングは結構盛んなスペース杉田ですが、Iさんは本日は初めての参加。靴もバッチリ買いました。

Kさんは何度か参加しています・・・というより、このフリーで活動するウォーキングは、Kさんのための特別なサークルです。神経科、整形外科、内科、耳鼻科、皮膚科をかけもちで通院しているKさんの目下の悩みは、病院に行く以外、どうも家に引きこもりがちで運動不足になってしまうこと。スペース杉田に通うのも、月数回とちょっと少なめです。

新杉田公園の野球場の周りを3周して約1キロぐらいでしょうか。歩き続けるとちょっと汗ばむ冬の午後でした。翌日、Iさんは「筋肉痛になっちゃったわよ〜」と笑っていました。


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深いイイ話

Aさんの『深いイイ話』

「何年前だったかなぁ、いつも昼御飯食べたらすぐ帰るNさんが帰らないでいるんですよ、凄い暗〜い顔して。前の晩にお父さんと激しくやりあっちゃったみたいで、もう家帰りたくないってかなり落ち込んでて・・・3時過ぎてもじっと黙ってて帰らない。不思議なのは、他にMさんSさんKさんもいたんだけど、3人とも何故か帰らない。いつもはたいてい3人とも帰ってる時間なんだけど。なんとなくNさんの近くでパソコンやったりボンヤリしてたりして・・・別にNさんに話しかけるワケじゃないんだけどね・・・それで外も段々暗くなって、5時すぎてもNさんは帰らない。ほんとは5時でスペース終わりなんだけどね。でもNさん、なんとなく落ち着いた感じはあった。それでボソッと「もう大丈夫だから帰ります」って職員に言って一人で帰ってった・・・しばらくして、残ってたMさんがSさんとKさんに言ったんですよ、『Nさん落ち着いたみたいだから帰ろう』って」

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